X-COM Psionicについて

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X-COM:UFO Defenseでも、X-COM:Terror from the Deepでも、Psionics(Molecular Control)は、ゲーム終盤で非常に強力な力として使用できる。
しかし、ゲーム中では仕様が詳細に語られるわけではないので、UFOpaediaの解説(http://www.ufopaedia.org/index.php?title=Psionics)を抄訳しつつ、どう使っていけばよいのかを書きたい。

Psionic/Molecular Control(以下Psi/M.C)ができること

-Mind Control 敵ユニットを1ターンの間味方ユニットとして使えるようになる。武装解除して斥候として使ったり、同士討ちさせるなど、使い方は様々。

-Panic Unit 敵ユニットのMoraleを下げパニックを誘発し、無力化につなげる。Mind Controlより成功率が高い。


Psi/M.Cを使うためには
UFO Defenseでは
敵のPsi能力が使えるエイリアンを捕獲
-Sectoid Leader,Commander/Ethereal(クラス問わず)を捕まえる。序盤のSectoidテロミッションでLeaderを捕まえることができた場合はPsiの早期投入が可能。
捕獲したエイリアンを研究
Psi Labの研究を行う
Psi Labを建設
建設が完了した次の月の初日にLabでPsi訓練を受ける兵士を選択
さらに次の月の初日から、LabでPsi能力を開発された兵士(Psionic Strength/ Psionic Skillのパラメータが追加)がPsionic攻撃を仕掛けられるようになる。
Psionic Strengthは後天的に伸ばすことはできない。Skillは後天的に訓練で伸ばすことができる。
並行して、Psi Labの研究完了でアンロックされるPsi Ampのプロジェクトを研究、生産、装備させること。このアイテムがなければPsi能力があってもPsi攻撃はできない。

Terror from the Deepでは
なんらかのテロユニットを捕獲。Deep One Terroristがアーマーなどの技術開発上必ず捕まえる必要があるので、おそらく最適。
テロリストを研究。
M.C Labがアンロックされる。
兵士の訓練についてはUFO Defenseと同様。
ただし、Psi Ampに相当するM.C Disrupterの研究には、M.C-Lab→M.C Reader→いずれかのランクの生きたTasothの研究→M.C Disruperのアンロックという流れになるので注意。
M.C-Labの用意までは、UFO Defenseよりも大分早く始められるはず。(結局Tasothが出るまでは使えないのだけど)

Psi攻撃の成否判定の計算
攻撃側の強さと防御側の強さが計算され、どちらが高いかで成否が判定される。

攻撃側の強さの計算式 = (Psi Strength * Psi Skill/50) - (距離/2) + 0~55の乱数
防御側の強さの計算式 = Psi Strength + (Psi Skill/5) + Psi攻撃の難易度
(距離=攻撃者と被攻撃者の間のタイル数)
(Mind Controlの難易度=30,Panicの難易度=10)

攻撃側の強さが防御側の強さを上回れば、Psi攻撃は成功する。
ここから、Psi/M.C攻撃/防御のポイントとなるのは、
○距離
○攻撃の種類
○彼我のPsionic Strength
○彼我のPsionic Skill
これらの変数であることがわかる。
したがって、Psionicを成功させるには
○できるだけ近く
○Psionic Strength/Skillの高い兵士で攻撃をかけることが必要。

Psionic Skillの上げ方(→http://ufopaedia.org/index.php?title=Psionic_Skill
Psionic Strengthについては後天的に伸ばすことができないので、80~100の特に能力の高いものを選抜して、その後Skillを上げることでPsionic兵士として鍛えあげる。
鍛え方は
Psi-Labに入れておく
実戦でPsiコマンドを使う
の2通りがある。

Psi-Labへの投入
毎月月初にSkillが向上する。
Psi Skillが上がるほど効果は薄くなり、Skill50以上からはほとんど上がらない。手間はかからないが、成長スピードは遅い。

実戦で鍛える(→http://ufopaedia.org/index.php?title=Experience_Training#Psionic_Skill_training
戦闘中にPsionic攻撃を行った場合、成功ならば3ポイント、失敗ならば1ポイントのPsi経験値が入る。(ターゲットは関係ない)
戦闘中にPsi攻撃を何度も(失敗でもかまわない、訓練にはPanicもよい)行うことで、経験値を稼ぎ、少しずつskillを上げていく。
1戦闘で2~6程度上がったような。
Muton,FloaterやLobster manなど、Psionic抵抗力の低い種族が訓練に適している。
10~20戦闘ほどでSkillは100近くなるので、そこまで行くとSectpodだろうがなんだろうが殆どマインドコントロールが成功するようになる。
こちらがメインのスキルアップ方法になるだろう。

実戦での使いかた
パニック→武装を落とすのを期待
洗脳→武装解除からの斥候や同士討ち、OpenXCOMならば手榴弾での自爆など
Psionicが戦力として扱えるようになってからは一転ヌルゲーと化す。

ちなみにPsi兵士は、毎ターンTUを大量に使うせいか、TUのノビも良い。