今日の『Qさま』を見ていて思ったこと

大学が休みに入ったため、1週間ほど前から実家に帰ってきている。

下宿にはテレビを置いていないので普段見ないのだが、実家でリビングにいるとほぼ必ず家族の見ているTV番組が目に入ってくる。

今日の夕飯時にはテレビ朝日のクイズ番組『Qさま!!』が流れていた。

スペシャルということでか東大生の正答率と比べてどうのこうの、という企画をやっていて(こっちはどうでもいいのでうろ覚え、グループ単位の対抗戦で、グループ内正答率が東大生正答率より高かったらポイントになるといった形式だったと思う)、その中での1問に関わる内容について少し思うところがあった。

歴史上の人物の顔を隠したVTRを流して誰か当てろという問題。ローマ進軍の動画が流れ、ヒトラーと握手をしている人物が誰かということだった。答えはムッソリーニだった。

その中で一人、ヒムラーと書いた回答者がいた。おそらくハインリヒ・ヒムラー(ハインリヒ・ヒムラー - Wikipedia)を書いたんだろう。というのは検討がついた。(間違ってるのはまた別の問題として)

それに対し、雛壇にいた芸人(確か山崎弘也)が、ヒムラーって誰だよといった発言をし、会場は間違えた回答者を笑っていた。(おそらくヒトラーか芸人のバナナマン日村をもじったのだと勘違いしたんだろう)こんなやりとりを放送するなら、きっと解答VTRの中でハインリヒ・ヒムラーの方についても軽く触れるんだろうなと思っていたが、それに全く触れられることはなく、次の問題へさっさと移ってしまった。そこで、これってまずくないか?と思ったのだ。

 

勿論ハインリヒ・ヒムラーはそこまでメジャーな人物ではなく、みんなが知っているわけではない。しかしそれをネタにした発言を放送しておいてそれに対するフォローが一切ないのはいかがなものか。収録の都合としてもこんな人がいたというのは編集できたのではないか。

フォローがなかったことで、山崎弘也は無知を露呈してしまったことになるし、回答者は晒し者にされてしまったし、視聴者は豆知識としてヒムラーについて知ることはできず、単なるバナナマン日村のもじりネタとしてしか捉えることができなかった。

ネタとして放送するならこういう場合フォローを入れないでどうするんだ?といった感じ。ヒムラーをネタとしてとりあげながら一切それに関する知識はない。クイズ番組がそれでいいんだろうか……。

そんなもの誰も求めてないのかも知れないが、ちょっとした豆知識やトリビアを得ることができるのもクイズ番組の良さだと思っていたので、こういうのは非常に残念。

X-COM:UFO Defenseの攻略メモ(1)~環境設定・ゲーム開始から序盤の準備

 

X-COM:UFO Defenseのレビュー - メモ用紙

X-COM:UFO Defenseの攻略メモ(2)~ゲームの一連の流れ・クリアするために - メモ用紙

難易度Geniusをクリアしたが、日本語の攻略ソースが少なかったのでメモしておく。ネタバレを含むため注意。

詳しいデータについてはUFOpaediaを参照してほしい。

ゲームを始める前に(環境設定)

Steamをインストールしたドライブから

SteamLibrary\SteamApps\common\XCom UFO Defenseをたどり、dosbox.confを開いてDosboxの設定をする。

に詳しい。

Xcomutilのインストールに関しては

ゲーム開始

難易度は5段階。初めてプレイする場合は2が程よい感じ。

ゲーム開始直後にやること

・基地をどこに建てるか

資金を多く拠出してくれる国をカバーできるように建てる。アメリカ、日本、中国、ブラジル、フランスあたりが多く出してくれるので、そのへんに。将来支部も建設していくのであまり悩まなくてもよい。

・人員の増員

兵士は8人しかいないのでまず増員。スカイレンジャーには最大14人(戦車は4人分のスペースを占有)積み込めるので最低限それくらいは。研究員も余裕があったら増やす

・研究の割り当て

レーザー兵器の研究を開始。Medi KitとMotion Scannerは後回し。

・物資の購入

オートカノン、戦車、エレクロトロフレア(照明玉)やスタンロッドを適当に購入。アバランチミサイル発射機があると序盤の空戦が楽。弾薬も忘れずに買う。買った装備・人員は忘れずに"EQUIP CRAFT"から積み込もう。

・建て替え準備

このゲームではエイリアンがX-COMの基地を襲撃してくることもあるし、X-COMがエイリアンの基地を襲撃することもできる。大抵激しい戦闘になる。

エイリアンが侵入してくるのはアクセスリフト(中央の赤い四角のある区画)と航空機格納庫からと決まっているので、それらをまとめることで侵入口を限定し防衛を有利にすることができる。こうすると、アクセスリフトで待ち構えるだけでよく、戦力を分散して各個撃破される危険を和らげることができる。

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上に格納庫をまとめ、アクセスリフト横の居住区を(新しい居住区が出来た後で)取り壊そう。格納庫が完成したら古い格納庫は破壊。

・施設の建設

空いた下側のスペースに倉庫・居住区・Alien Containment・研究所を建てる。

倉庫は早く作らないとろくに買い物もできないので急ぐ。

居住区・研究所・工房は50人を収容することができる。

最終的には兵士30人、科学者6~70人、技術者50人程度にはなるはずなので、少しずつ施設を増やして過不足なく収まるようにしよう。

Alien Containmentは1つ建てればOK。

大型レーダーも早いうちに建てたい。

 

終わったらジオスケープ(地球儀画面)に戻り時間を進めてUFOが来るのを待つ。

 

ジュラシック・パークの感想

往年の名作。

ジュラシック・ワールドとして第4作目が製作されているということだったのでiTunes Storeで買って見なおしてみた。

93年の映画であることを考えると、やっぱり恐竜を中心としたグラフィックの出来は驚くべきもので、現代の映画にも大してひけをとらない。VFXアニマトロニクスの調和が本当に素晴らしい効果を生み出したのだろうと想像がつく。当時のVFX技術のみによって製作されていたのなら、これほど素晴らしいものはできなかったんじゃなかろうか。

93年生まれの僕にとっては幼少期にビデオで見た映画であって、劇場で見るようなことはなかったのだけれども、当時見た人はどんな衝撃を受けたのか……

ただ重箱の隅をつついていくと、(話を展開させるのに必要とはいえ)パークの危機管理体勢の杜撰さが非常に面白かった。パークの保安員がおじさん1人を残してみんな帰って行ったり、SE1人がパーク全体のセキュリティをいじれる状況であったり……突っ込むのもナンセンスな気がするけど。あとティラノサウルスにヤギを食わせる残虐ショーを実際やったら非難轟々だったんじゃないのかな。

しかしまあグラフィックだけでなくて、ティラノサウルスの恐怖を煽る演出や、ヴェロキラプトルからの逃走の緊張感の煽り方、難解になりすぎないように原作から要素を削りながらも自然の手におえ無さ、予測不可能さへのメッセージを残したシナリオはやはり秀逸。子供の頃にはよくわからなかった伏線も理解できて面白さが増した。

やっぱり改めて見なおしてみてよかったと思える。

XcomUtilのインストールについてのメモ

X-COM:UFO Defenseのバグ修正・操作性改善・ゲーム性への若干の変更を加えるユーティリティ。詳しくはXcomUtil - UFOpaediaを確認。

FAQ(FAQs - BladeFireLight X-ComUtil Site)にも書いてある通り、64bit版WindowsにVer9.6は対応していないので、Ver9.7をインストールすること。

ファイルはDownload - BladeFireLight X-ComUtil Siteにあるので、exe版をダウンロード・実行してXCOMのインストールされているディレクトリを選択する。(僕の場合EドライブにSteamLibraryを作ったのでE:\SteamLibrary\SteamApps\common\XCom UFO Defense\XCOMとなった)

ファイルが解凍され、コマンドプロンプトが起動するので質問に答えていく。

y/nで選択するタイプ。ゲームバランスを改変するものがいくつかあるので、注意すること。

映画ミュータント・タートルズの感想


映画『ミュータント・タートルズ』公式サイト

アメコミ「Teenage Mutant Ninja Turtles」の映画化。

ニューヨークで暴れまわる悪の組織「フット団」を追うジャーナリストが、偶然フット団と戦う謎の集団に遭遇する。彼らの正体を探ろうとし、なんとか発見すると、それは人間ではなくミュータント化した「喋る亀」だった。そしてフット団の暴走を食い止めるためジャーナリストとタートル達の戦いが始まる。という映画。

 

コミカルなタートル達が激しく暴れまわるアクション。

タートル達が出てくるまでの話の入りは長くて、少し退屈かもしれない。

ただ、アクションシーンの出来は本当によく、縦横無尽に動きまわっていた。

タートル達のニンジャスキルの師匠であり父親代わりでもあるネズミと、ジャーナリストの因縁については丁寧に伏線が張ってあり「なるほど」感が良かった。

頭を使わずに見られる、良い映画化といった感じ。お勧めできる。

ちなみに「カワバンガ」は2回しか言っていなかった。(確か)

 

3D眼鏡を初めて使ったけど、目が疲れた……

X-COM:UFO Defenseのレビュー

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攻略メモはこちら。

X-COM:UFO Defenseの攻略メモ(1)~環境設定・ゲーム開始から序盤の準備 - メモ用紙

X-COM:UFO Defenseの攻略メモ(2)~ゲームの一連の流れ・クリアするために - メモ用紙

 

ここ1週間狂ったように遊んでいるゲーム。

地球侵略を企むエイリアンと戦いつつ、技術を研究して一転攻勢をかけるストラテジー。(steamストアページ→X-COM: UFO Defense on Steam)

X-COM(the Extraterrestrial Combat Unit)部隊の指揮官として、基地施設の建設・技術研究・武器生産・弾薬管理といった内政パートとターン制ストラテジーの戦闘パートを繰り返す。

 

1994年に発売されたゲームで、日本でも「X-COM:未知なる侵略者」としてPSで発売されている。日本ではそれほどでもなかったが、海外では強い人気があるシリーズで、2012年のXCOM:Enemy Unknown(→XCOM: Enemy Unknown on Steam)やXenonautsなど、いくつかのリメイク・クローンが行われている。グラフィック・操作システムは94年のものなので、さすがに今見ると微妙なものが多い。しかし、それを補ってあまりある面白さがある。

 

ゲームを開始すると、プレイヤーはまずどこにX-COM基地を建設するかを選択することになる。資金を大量に拠出してくれるアメリカか?それとも国家が密集しているヨーロッパか?はたまた南極か?地球儀上のどの陸地でも好きに選ぶことができる。基地内部の施設建設、次に何を研究するか、どのUFOを迎撃するか、武器を使ってこの壁を破壊するのか、全てユーザーが好き勝手選ぶことができる。

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兵士はたいてい銃が一発当たっただけで死ぬ。最高級のアーマーを着込んだところで2発当たれば大抵死ぬ。死んだ隊員は帰ってこない。X-COMに失望してエイリアンと秘密協定を結んだ国の気が変わってまたX-COMに資金を拠出してくれるようになることはない。プレイヤーのどの選択の結果も取り返しが付かないもの。このシビアさが、きつくもあり楽しくもある。

 

 

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エイリアンのテロ。10人中7人の隊員が戦死した。手痛い損失だが、ここでセーブ地点からリロードしてしまっては台無し。

また内政と戦闘は直結しており、エイリアンを殺すかそれとも危険を犯して捕獲するか、UFO内の機械を壊したくないので爆発物を使うのを避けるかなど、後のことをよく考えなければならない。短期的・長期的両方の視点が必要になる。

 

射撃が当たるか、どこにUFOがやってくるのか、エイリアンの基地はどこにあるのか、X-COM基地が襲撃されるのはいつなのか、全てはランダムである。ランダムに提供される環境に手持ちの資源でどのような判断をして立ち向かうのかというローグライクゲーム的な特徴がある。判断の自由度は非常に広く、そして自分の意思決定の結果はすぐに跳ね返ってくる。倉庫の残り弾薬の出納など、細かい数値管理については抽象化してもいいように感じたが、シビアな選択を楽しみたい人にはお勧めできる。

中毒性もCiv並。

 

プレイするにあたっての注意点

・いくつかバグがあるので、XcomUtilというパッチを当てよう。操作性も若干改善される。

・日本語版は入手が面倒だし、ロードも長いらしいので、Steamで英語版を購入するべき。フレーバーテキストは多いが、ゲームプレイに必要な部分は単語で示されているので、辞書が使えればOK。

・Dosbox上で動かすので、フルスクリーン-ウインドウ設定などをゲーム外でやらなければならない。

・リメイク版の方が色々快適だし、ゲームメカニクスが洗練されている部分も多いうえに、日本語ローカライズもされているのでそっちがいいかもしれない。自由度という点では抽象化の過程で大分失われているが……